ピアジェ 新作ジュエリーウォッチ『シックスティ』
皆さま、こんにちは。
今年のウォッチズ&ワンダーズでは各ブランドから魅力的な新作ウォッチがたくさん発表されていましたが、今回はピアジェから発表された新作レディスウォッチ『Sixtie(シックスティ)』を紹介いたします。
■ウォッチメーカーとジュエラー、2つの顔を持つピアジェ
スイスを代表するハイジュエラーであり時計ブランドのピアジェは、1874年にスイスのラ・コート・オ・フェで時計のムーブメント工房として創業し、のちに時計ブランド、そしてジュエリーブランドとしても有名な存在となりました。
『常に必要以上に良いものをつくる』というポリシーのもと、ピアジェはウォッチ、ジュエリーどちらの分野でもハイエンドな製品を世に送り出しています。
■1960年代にオマージュを捧げたトラペーズ型デザイン
まず目を引かれるのは柔らかな曲線を描く、トラペーズ型のケース。トラペーズとはフランス語で『台形』という意味で、女性らしさのある上品な雰囲気がありハンドバッグなどでも人気のデザインです。
遊び心と洗練さを兼ね備えた新作 シックスティは、ピアジェが”高級時計”や”レディスウォッチ”の新たな基準を打ち立てると同時に、現在につながるメゾンのウォッチメイキングの礎を築いた1960年代末という時代に着想を得ています。
とりわけ1969年はピアジェとウォッチ業界ともに大きな変革の年になりました。
『今までなされなかったことをする』というメゾンの哲学に忠実に、ピアジェは当時バーゼルワールドで、のちに伝説となる”21st century”コレクションを発表しました。それは時計を単に時間を表示するための道具からデザイン オブジェへと昇華させたデザイナー、ジャン・クロード・ゲイトの指揮によるものでした。
大胆なシェイプのカフや『スウィンギング ソートワール』とよばれるロングネックレスに変貌する新たなジュエリーウォッチは、”時間を身に纏う”という新たなスタイルを生み出しました。
こうしたクリエイションの中で、トラペーズ型は次第に代表的なデザインとして定着しました。それは既成概念を超えた、全く新しいフォルムでした。
ひときわ目を引くそのフォルムは、ピアジェの伝統と現在を融合させた、幾何学的かつ繊細で優雅なバランスを生み出しています。ウォッチのようなジュエリーであり、ジュエリーのようなウォッチ。それはピアジェのスピリットを継承する、時を超えた旅のような存在です。
■『ウォッチより、まずジュエリー』を体現するクリエイション
細部まで細やかに仕上げられたブレスレットは、ケースのフォルムと同じトラペーズ型のリンクが絡み合い、肌を包み込むように輝きます。
ベゼルに施された繊細なゴドロン装飾は、アンディ・ウォーホルが所有していたピアジェ ウォッチのスピリットを投影しています。
『ピアジェでは、ウォッチは何よりもまずジュエリーなのです』と、4代目当主 イヴ・ピアジェは言いました。このシックスティは身に着ける人の独自の視点を反映した、多面的で美しい女性像を表現します。軽やかでありながら存在感のあるデザインが記憶に残る特別な瞬間を演出し、大胆な輝きの余韻を残します。
■フォルムの美しさが際立つ、シンプルなピンクゴールドモデル
ピンクゴールド製、縦25,3mm×横29mm。¥4,796,000(税込)
■より華やかな輝きのある、ダイヤモンドベゼル
ピンクゴールド製、ダイヤモンドベゼル。縦25,3mm×横29mm。¥5,676,000(税込)
■すっきりとクールに輝くステンレスモデル
ステンレススティール製、ダイヤモンドベゼル。縦25,3mm×横29mm。¥1,698,400(税込)
■ジュエリーコーディネートの楽しみが広がるバイカラー
ピンクゴールド&ステンレス製、縦25,3mm×横29mm。¥1,980,000(税込)
■まとめ
いかがでしたか?
今回の新作『シックスティ』は、1960年代から受け継がれてきたピアジェの伝統を現代に昇華させた新たなアイコンです。
『ピアジェでは、ウォッチは何よりまずジュエリーなのです』というイヴ・ピアジェの言葉を体現するこのモデルは今後、メインのコレクションとして展開していくでしょう。
この可愛らしくエレガントなジュエリーウォッチを、ぜひ店頭でご覧ください。
18 , April , 2025