W&W 2025 現地リポート『パルミジャーニ・フルリエ』

パルミジャーニのブースはこぢんまり落ち着いた雰囲気です。

ブースのショーウインドウに今年の新作が展示してあります。






パルミジャーニの新作の文字盤の色は建築家ル・コルビュジエのカラーパレットからインスピレーションを得ていて、柔らかいニュアンスカラーが使われています。

スイス南部のイタリア国境近くにあるヴァルツァスカ渓谷の水の色など、自然界の色彩を文字盤に表現し、一つ一つの文字盤がとても繊細で美しく仕上がっています。


トンダPFスポーツ クロノグラフには、ミネラルブルーという明るい水色が。

こちらはトンダPF マイクロローターのフルプラチナモデル。ケース径40mmです。ダイヤルカラーはストーンブルー。

トンダPF 36mm。控えめなサイズ感もいいです。海外では女性が主に着けるそうですが、男性にもよく会うと思います。
そして、今年は新素材が発表されました。

『ウルトラサーメット』という素材で、セラミックとチタンの合金です。メタリックな質感で高級感があり、サテンとポリッシュに磨き分けられたケースはとても美しいです。
傷にも極めて強いようです。

こちらのカラーはミラノブルー。かなり深みのある濃紺です。

こちらはロンドングレー。ツートーンの文字盤がとてもかっこいいです。

さて、今回は新しい機構の新作も発表されています。

『トリック パーペチュアルカレンダー』です。
パルミジャーニのテーマのひとつに『複雑機構をシンプルに』というものがあり、それを体現したモデルです。
こちらのダイヤルは『モーニングブルー』。夜明け前の空の色を表しています。
とてもシンプルに見えますが、月、日、曜日と、閏年から何年目かを表示する針も付いていて、しっかり永久カレンダーの機能を備えています。

こちらのカラーは『ゴールデンアワー』。夕焼け空を表現していてとても美しいです。

ムーブメントも18金で作られています。
今年のパルミジャーニ新作も素晴らしく、入荷が楽しみです。