ジュネーブ番外編 『レマンの休日 2025』
今日はジュネーブから少し足を伸ばしてみたいと思います。天気が良くて観光日和です。
ホテルを出てバス停まで歩きます。
路線バスでニヨンの駅に向かいます。
牧場や草原が広がっていて、この辺りの景色はとてものどかです。
ニヨン駅から列車に乗ります。
車窓からはレマン湖の美しい景色が続きます。
“Chexbres Village“で下車し、今日ひとつ目の目的地ラ・ヴォーに到着しました。去年ひとりでここに来たのですが、とても良かったので今回は3人で訪れました。
のどかな場所です。
教会があったので、入ってみます。
シンプルな教会です。中には誰もいませんでしたが、凛とした空気が流れています。
ステンドグラスが綺麗です。
高台から遠くまで見晴らすことができます。
ここラ・ヴォー地区はユネスコ世界遺産にも登録されている、景観の素晴らしいワイン産地です。
一面に葡萄畑が広がっています。この辺りは1000年以上前からワインづくりが行われていて、昔ながらの建物や伝統を守り続けていることは世界的にも珍しく、文化的に高い価値を認められています。
葡萄畑にタンポポが咲いていて、春らしい景色です。
細い路地も雰囲気があります。
高台の駅Chexbres Villageから斜面を下り、レマン湖畔の駅 Rivas から列車で次の目的地、モントルーに向かいます。
モントルーの駅に着きました。この辺りで有名な観光地なので、高級ホテルも並んでいます。
駅を降りるとすぐに湖です。
湖畔のレストランでランチにします。
テラス席に案内してもらいました。
オニオンスープが濃厚で美味しい。
色々オーダーして、3人で取り分けます。地元産のチーズがとても美味しいです。
食事が終わり湖に出ると、たくさんの人が観光しています。
歩いていると、枯れ草のような素材で作られたエリマキトカゲのオブジェがありました。
見上げると、木の枝に大きな鳥のオブジェも。はじめ本物の鳥かと思ってびっくりしました!
モントルーの人気スポットのひとつでもある、今回見たかったフレディ・マーキュリーの像に着きました。
足元にはファンレターと花が供えられています。
クイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーが“スイスのリヴィエラ“とよばれる湖畔の街モントルーに出会ったのは1978年のこと。美しい風景と雰囲気に魅せられた彼は、翌1979年にレコーディングスタジオを購入し、クイーンがオーナーだった『マウンテン・スタジオ』で1995年までに7枚のアルバムを制作したそうです。
この有名な後ろ姿はフレディが死の間際まで制作を続けた最後のアルバム『Made in Heaven』のレコードジャケットのポーズと同じで、ジャケットにはフレディがこよなく愛したモントルーから望むレマン湖の景色が写っています。
クイーンがオーナーだったマウンテン・スタジオは、カジノ・ド・モントルーの中にあり、現在は『クイーン スタジオ・エクスペリエンス』というミュージアムになっています。
このマウンテン・スタジオはデビット・ボウイ、ローリングストーンズ、イエス、デュラン・デュラン、スティング、フィルコリンズ、ブライアン・フェリー、マイケル・ジャクソン、レッドツェッペリン、ディープ・パープルなど多くのアーティストが録音した伝説のスタジオです。
クイーンがレコーディングを行った当時のミキサーのセッティングが再現されています。
余談ですが、ディープ・パープルの『スモーク・オン・ザ・ウォーター』は、1971年にディープ・パープルが新しいアルバムのレコーディングのためこのマウンテン・スタジオに向かっている時に起こった出来事を歌った曲です。
ちょうどその時このカジノで行われていたフランク・ザッパとマザーズのライブ中に、興奮した観客が照明弾を発射してカジノが燃えてしまった実話をもとに作られました。
燃えるカジノ、逃げ惑う観客、レマン湖上を流れる煙 ー。その光景をドキュメント風の歌詞にしたのがディープ・パープルの代表曲『Smoke on the Water』なんです。
伝説のスタジオ跡に来ることができて、とても満足です。
クイーン スタジオ・エクスペリエンスとカジノを後にし、そろそろジュネーブに戻ります。
今回もとても充実したレマンの休日でした。