モーリス・ラクロアからAIKONセラミックモデルが登場
皆さま、こんにちは。
現在セラミック素材の時計がたくさんのブランドから出ていますが、2024年末にモーリス・ラクロアから、セラミックの性能を高めた『テクニカルセラミック』を使用したアイコン オートマティックが発売されました。
今回はその『AIKON AUTOMATIC CERAMIC』を紹介させていただきます。
■コントラストを追求したホワイトとブラックのAIKON
これまでモーリス・ラクロアは様々な素材でAIKONを発表し、好評を得てきました。そして今回、年月がたっても色褪せず傷のつきにくい素材『テクニカルセラミック』に注目しました。
以前から酸化ジルコニウムを原料としたセラミック製ケースは存在していますが、モーリス・ラクロアはテクニカルセラミックを生み出すことによって性能の限界を押し広げました。
従来のセラミック同様、テクニカルセラミックは耐食性を備え、アレルギーの原因になりにくい素材ですが、耐久性、熱安定性、全体的な強度について大きく躍進しました。高度な技術で実現したこの素材には、酸化ハフニウム、酸化イットリウム、酸化アルミニウムという3つの化合物を加えた酸化ジルコニウムが含まれています。
■魅力を長持ちさせる素材、テクニカルセラミック
テクニカルセラミック製のケースとブレスレットに命を吹き込むためには3年に及ぶ集中した研究開発を要し、その途上には数々の技術的挑戦があったそうです。モーリス・ラクロアのR&Dチームは夜遅くまで多くの時間を費やし、ケースやブレスレットの全ての表面から確実に品質が醸し出されるようにしました。
たとえば、特徴的なアームがデザインされたベゼルにはコントラストの効いた仕上げが施され、ブレスレットは手首にしなやかに沿いながら包み込む最高の着け心地をもたらすよう、リンクが緻密に結合しています。
■マットブラックとグロッシーホワイトの2つのコントラスト
2016年にモーリス・ラクロアは、1990年代に人気のあった『カリプソ』に着想を得た初代AIKONを発表しました。その2年後、AIKONコレクションの人気が高まると機械式モデルのAIKONを発表し、その後は様々なケースサイズやダイヤルカラーのモデルを発表しています。
今回発表されたホワイトとブラックセラミックのモデルではさらにAIKONのコントラストを追求しています。42mmのマットブラックモデルは都会的な雰囲気で、夜をイメージさせるシックな仕上がりです。一方、39mmのグロッシーホワイトモデルはピュアな印象で、太陽の光を浴びて明るく輝きます。
AIKON AUTOMATIC SERAMIC 39mm
AI6007-CRM72-130-7
ケース:直径39mm、テクニカルセラミック製(ポリッシュ仕上げ)、厚さ11mm
防水性:20気圧
ムーブメント:自動巻きキャリバーML115、パワーリザーブ38時間、毎時28,800振動
ブレスレット:ポリッシュ仕上げのホワイトセラミック
価格:¥525,800(税込)
AIKON AUTOMATIC SERAMIC 42mm
AI6008-CRM22-330-2
ケース:直径42mm、テクニカルセラミック製(マット仕上げ)、厚さ11mm
防水性:20気圧
ムーブメント:自動巻きキャリバーML115、パワーリザーブ38時間、毎時28,800振動
ブレスレット:マット仕上げのブラックセラミック
価格:¥525,800(税込)
■まとめ
いかがでしたか?
人気のモーリス・ラクロア『AIKON』に新たに加わったシックなブラックと華やかなホワイトのテクニカルセラミックモデルは、AIKONの持つエッジの効いたコントラストをこれまで以上に際立たせる、存在感のある新作です。
ぜひ店頭で、その魅力をお確かめください。
10 , January , 2025