”カレラ”のスピリットを体現したモデル カレラクロノスプリント × ポルシェ
皆様こんにちは。今回はタグホイヤーが2021年にパートナーシップを締結したポルシェとのスペシャルエディション”カレラ クロノスプリント × ポルシェ”について触れていこうと思います。
”カレラ”とはスペイン語で”競争””レース”を意味します。そして両ブランドが最もインスピレーションを受けた”カレラ”が”カレラ・パナメリカーナ・メヒコ”でした。
このレースは1951年から1955年にかけてメキシコ国内を横断する9ステージのレースとして開催され、メキシコ政府が新しい高速道路パナメリカン・ハイウェイの開通を記念して開催したものです。F1からラリー、ストックカー、インディカー、耐久レースやドラッグレースまで、ほぼすべてのモータースポーツを代表して世界中から集まったアマチュアレーサーとプロレーサー132名 がエントリーしました。
パナメリカン・ハイウェイは4000キロを超える、ほとんど手つかずの地形のロードが伸びています。前方の橋は嵐によって傷み、落ちればまず助からない渓谷、エンジンをオーバーヒートさせる過酷な状況が続きます。この最も過酷な環境の中で行われた伝説のレースなのです。
その”カレラ・パナメリカーナ・メヒコ”とルーツを同じくタグホイヤーとポルシェは1963年以来、それぞれの道を並走してきました。
両ブランドは2021年にパートナーシップを締結して以来、コラボレーションモデルを発表してきました。今回のモデルは最新キャリバーTH20-08を搭載しています。
1970年代のポルシェのダッシュボードに着想を得た目を惹く外観が、スピードのために生まれたタイムピースにダイナミックなエッジを添えます。モーターレーシングのレジェンドに捧げる、情熱的で芸術的オマージュです。
フランジにポルシェにインスピレーションを得たブラックの60秒スケールとストラップの”911”がアイコニックですね。
タグ・ホイヤーは、このアイコニックなスポーツカーがもつ加速時間の記録にインスピレーションを得た、独自のムーブメントを制作しました。初代のポルシェ911が時速0kmから100kmに到達するまでに要した時間は、わずか9.1秒でした。このモデルの秒針も素早く動きます。ダイヤルのレッドの部分をぴったり9.1秒で駆け抜ける様は、最初のポルシェ911の加速時間を思わせ、スピードの爽快感を感じさせます。ウォッチの名称にある“クロノスプリント” という響きさえも、このスピードと加速のアイデアにインスピレーションを得ているのです。
■まとめ
ポルシェとタグホイヤーの新たなコレクションはよりポルシェカラーを前面に押し出したタイムピースです。ポルシェのダッシュボードを彷彿とさせるデザインはこの時計を身に付ける人の心を高揚させます。
是非とも店頭でご覧ください。
モデル名:カレラ クロノスプリント × ポルシェ
品番:CBS2011.FC6529
ムーブメント:自社製クロノグラフキャリバーTH20-08
ケース素材:ステンレススティール
ストラップ素材:911ロゴが入ったブラックカーフストラップ
ケース径:42㎜
防水:100m
価格:¥ 1,237,500 (税込)