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【グラスヒュッテ・オリジナル】その美しいムーブメントの魅力

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皆さま、こんにちは。

さて、今回はドイツ時計の雄、グラスヒュッテ・オリジナルについてお話していきます。

前回2月のブログでは、その“文字盤”の製作過程や美しさについてお伝えしました。

グラスヒュッテ・オリジナルの魅力を語る ~文字盤編~ – 岡山県でブランド時計・腕時計の正規販売店ならアイジュエリーウマキ (umaki.co.jp)

本日は、第2弾として「ムーブメントの魅力」についてお話していきます。

 

ご周知の通り、グラスヒュッテ・オリジナルではごく小さなネジから非常に複雑なムーブメントまで大部分が手作業でつくられており、その内製率は95%といわれ、まさにドイツ屈指のマニュファクチュールブランドといえるでしょう。

マニュファクトリーの時計製造の輝かしい実績は、グラスヒュッテ・オリジナルの特徴的なデザイン要素であるシースルーのサファイアクリスタルの裏ぶたに自ら現れています。

 

 

【グラスヒュッテ3/4プレート】

グラスヒュッテ・オリジナルでは複雑機構を搭載していないシンプルなムーブメントには、その多くに3/4プレートが使われています。

異なるコックとブリッジを使用するスイスの時計構造と違い、1864年以来グラスヒュッテ時計製造で使用されているホイールブリッジは、香箱からガンギ車までムーブメント表面の3/4を覆い、すべての稼働部品を収容しており、ムーブメントの安定した構造をより一層強化することに役立っています。

 

【チラネジ】

テンプは振動システムの一部で、テンプ受け、テンプ軸、プラトー付きダブルロール、ヒゲゼンマイから構成されており、その振動と脱進機(アンクル、ガンギ車)との組み合わせにより、時計の速度と歯車列の作動を調整します。

テンプには小さなネジがセットされており、調整機構によって異なる役割を果たします。この複雑かつ装飾的な構造は、高級時計製造技術の特徴であり、グラスヒュッテの時計職人たちが卓越した精度を達成するために常に努力していることを思い起させるものとなっています。

 

【スワンネック緩急微調整】

スワンネック式微調整機構とは、緩急針調節装置の一種でテンプの速度を微調整するための装置です。1888年以来、グラスヒュッテの時計製造における代表的な機能です。

スワンネック緩急針は緩急針の中でも見栄えに優れており、バネが白鳥の首のような形状であることからスワンネックと呼ばれています。

時計を調整するには、スワンネック・スプリングの上にある調整ネジを回します。調整ネジは、調速機によってヒゲゼンマイに影響を与えます。

レギュレーターの位置を変えることで、ゼンマイの有効長を変え、時計の速度の調整をすることが出来ます。

また、グラスヒュッテ・オリジナル以外でもクラシカルな時計に用いられる事が多いようです。

 

【グラスヒュッテストライプ仕上げ】

このストライプ模様はホイールブリッジ、コック、およびローターに使われており、ザクセンではグラスヒュッテ・ストライプとして知られています。この特徴的な研磨によって時計のムーブメントを装飾しています。

これらの世界的に認知されている要素とグラスヒュッテに紐付いた特色が組み合わされることで、ザクセンの時計製造がより魅力的なものとなってきますね。

 

 

いかがでしたか?

時計の美しさまでに拘るグラスヒュッテ・オリジナル。

本当に美しい時計で、実機はよりその魅力を感じてもらえると思います。

是非、店頭でお確かめください。

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