ジュエラーの技術をふんだんに取り入れた、ブルガリ新作『ルチェア・マルケトリ』
皆さま、こんにちは。
今年発表されている各ブランドの新作が徐々に入荷してきています。
そこで今日は、ブルガリの新作ウォッチを紹介させていただきます。
■輝きを放つタイムピース
ブルガリ・ウォッチのトップのアントワーヌ・パン氏曰く、ブルガリの時計は『作り手と着ける人、それぞれの情熱と思いが込められているもの』。
イタリアのセンスとエレガンス、それに時計製造の技術を兼ね備えているブルガリはレディスウォッチも素晴らしい新作を発表しています。
今年『ルチェア』は誕生10周年を迎えます。その記念となる年に、ジュエリーにインスパイアされたエレガントなブレスレットが手首を優しく包み込む新作ルチェアが誕生しました。
新作ルチェアはケースを改良して薄型になり、ブレスレットを全く新しいデザインで再構築しました。やわらかく丸みを帯びた幾何学的な形状のブレスレットは個性的でありながら身に着けると優しく安心感のある仕上がりです。ピンクゴールドとステンレスのコンビネーションも華やかです。
■鮮烈なマラカイトのマルケトリ
ルチェアの文字盤にはマラカイトのマルケトリが施されています。
『マルケトリ』とは象嵌細工のことで、木や宝石などの素材をカットしてはめ込む技法です。ブルガリは数年前からマザー・オブ・パールのマルケトリをルチェアに施していますが、今回初めて宝石のマルケトリの文字盤を製作しました。
ちなみに、こちらはエミール・ガレのマルケトリ技法を使った木製のトレーです。芸術や工芸の世界では昔からマルケトリが使われていますが、時計の文字盤に使われるのは珍しく、それをマラカイトで製作するのもブルガリのセンスの良さを感じます。
絵画のように印象の強いこの文字盤は、ブルガリマニュファクチュールの熟練した職人がひとつひとつの色合いの鮮やかさや粒の表現力を見極めながら厳選しています。丹念にカットされ手作業で組み上げられたこの作品は、ルチェアを唯一無二の傑作に仕上げています。
そして丸い12石のブリリアントカットダイヤモンドがピンクゴールドの正方形の台座に嵌め込まれることで、ラウンドとスクエアのコントラストが生まれ、華やかな存在感を放っています。リューズにもダイヤモンドが施され、56石、計1.3カラットのダイヤモンドがセッティングされたさりげない華やかさを感じさせます。
このモデルはケース径33mm、厚さ9.16mmで、自社製自動巻きムーブメントを搭載しています。
こちらはライトグリーンのマザー・オブ・パールのマルケトリです。中心から光を放っているようで綺麗ですね。
■ルチェア33mm マラカイト
品番:103731
ケース素材:K18ピンクゴールドとステンレススティール
防水性:5気圧
文字盤:グリーンマラカイトインタルシオダイアルに12Pダイヤモンド
ムーブメント:自動巻き Cal.BVL138、28,800振動、42時間パワーリザーブ
仕様:時・分・秒表示、ラウンドブリリアントダイヤモンドをセットしたベゼル、ピンクゴールド製リューズにカボションカットのシンセティックサファイアとダイヤモンドをセッティング
価格:¥2,695,000(税込)
■まとめ
いかがでしたか?
いつも独創的な発想でこれまでにない時計を発表するブルガリが、その美的センスと技術力でまた他にない美しい時計を世に送り出してくれました。
ジュエラーの強みと時計メーカーの強みを併せ持つブルガリだからこそ叶ったこの新作を、ぜひ店頭でご覧ください。
10,May,2024