トンダPFスポーツクロノグラフの魅力
皆様こんにちは。今回は創業からわずか27年にもかかわらず、独自の理念を貫くことで世界中に多くのファンを持つブランド、パルミジャーニ・フルリエが昨年モデルチェンジしたトンダPFスポーツクロノグラフについて触れていこうと思います。
3つのサブダイヤルがメカニカルな雰囲気を高めつつ、全体の印象はとてもエレガントです。シルバーのダイヤルに黒のサブダイヤルを備えた、いわゆる「パンダ」配色もクリーンな雰囲気を高めています。
搭載するのは垂直クラッチ機構を持つ自社製の一体型自動巻きクロノグラフムーブメント。毎時3万6000振動のハイビートで高精度を実現、スイス公式クロノメーター機関のCOSC認定もクリアしている。65時間ものパワーリザーブを実装しているのも魅力です。
既存のトンダ PFモデルのローレット加工のベゼルには225本の刻みが入っているのに対して、新作モデルのベゼルには160本の刻みが入っていて、より大胆な光の反射やよりスポーティな表情を際立たせています。ダイヤルは、職人の手で彫られた「クル・トリアンギュレール」パターンのギョーシェで飾られています。ギョーシェは、何世紀も前からある職人技術ですが、表面にゆたかな質感の装飾を施し、さまざまな角度から降り注ぐ光の効果を高めることができます。
パルミジャーニ・フルリエは、慎み深さを美徳としています。そして、トンダ PFの美学に則り、ロゴと日付窓はいずれもとても控えめにデザインされています。小さなPFエンブレムは12時位置に、日付窓は自動巻きでは6時、クロノグラフでは4時半に配置されています。
ムーブメントとその部品はすべてメゾンのアトリエで設計、製造、組み立てが行われています。サファイアケースバックから見えるムーブメントは、面取りされた角とコート・ド・ジュネーブ装飾で美しく仕上げられ、パルミジャーニ・フルリエに特徴的な22Kピンクゴールド製のスケルトンローターを備えています。
■まとめ
クロノグラフ搭載機はどうしてもケースが厚くなりがちですが、手首にすんなりとなじむスリムなサイズをキープしているのも特筆すべき箇所です。奥ゆかしさを優先するパルミジャーニ・フルリエの伝統はしっかり守られています。まさにビジネスからアクティブなシーンまで、手首をセンスよく彩るクロノグラフと言えます。
店頭で是非その美しさを堪能してみて下さい。
品番:PFC931-2020001-400182
■ムーブメント
PF070 COSC認定自社製自動巻き、一体型クロノグラフムーブメント
パワーリザーブ65時間、22Kゴールド製ローター
■ケース
K18ローズゴールド、直径42mm、厚さ12.9mm、ねじ込み式リューズ
防水性:10気圧
■文字盤
『クル・トリアンギュレール』ギヨシェ仕上げのシルバー&ブラック文字盤。
18Kゴールド製アプライドインデックス、ブラックの夜光塗料
18Kゴールドの時分針、ブラックの夜光塗料
■ストラップ
ブラックラバー、18Kローズゴールドのフォールディングバックル
■価格
¥7,205,000(税込)