【パルミジャーニ・フルリエ】トンダPF スポーツの魅力
皆さま、こんにちは。
本日は6月にパルミジャーニ・フルリエから発表された新作“トンダPF スポーツ”をご紹介していきます。
【おさらい・パルミジャーニ・フルリエとは?】
神の手を持つ時計師と称される、ミシェル・パルミジャーニ氏。
もともとは時計修復師であった同氏の工房をルーツとしたブランドがパルミジャーニ・フルリエです。
1996年にミシェル・パルミジャーニ氏はサンド・ファミリー財団の支援を受けて、自身のウォッチメゾン、パルミジャーニ・フルリエを設立しました。
特に、建築の世界から美学的なヒントを得た創業者のビジョンに導かれ、今日メゾンはスイスの名アトリエを抱えるファミリーを形成しています。
各アトリエでは、ヒゲゼンマイ・ダイヤル・ケースなど、それぞれの専門分野で最高レベルの知識と技術を持ち、そのすべてがグループ内にあることで製造工程全体をコントロールし、パルミジャーニ・フルリエの時計の各パーツを最高の品質で自社製造することを可能にしています。
実に時計作りに必要なパーツの95%を自社内で賄うことが出来るという、まさにマニュファクチュールと呼ぶに相応しいブランドです。
【トンダPF・トンダPFスポーツ】
パルミジャーニ・フルリエの中でも、2021年にデビューしたトンダ PFシリーズは、“奥ゆかしさ”と“ラグジュアリー”という相反する個性を併せ持つ時計としてデザインされており、発表以降、特に注目を浴びるモデルとなっています。
そして、新たに生まれたトンダ PF スポーツ。
パルミジャーニ・フルリエCEOであり、トンダ PFシリーズの仕掛け人としても知られるグイド・テレーニ氏は、あるインタビューの中で以下のように語っています。
「トンダ PF スポーツは既存のトンダ PFファンの余暇に寄り添うために考案され、デザインされています。日常のルーティンから抜け出し、自然のなかで、あるいは趣味の時間を楽しむときに使っていただきたい。どこでどのように身につけるかは所有者が決めることですが、私たちはパワーと精神を充電できるさまざまなアクティビティ、おそらくアウトドアで理想的なパートナーとなるようにこの時計を考案しました」
(左)トンダPFスポーツ (右)トンダPF
主な仕様について、ケース径は3針モデルで41mm、クロノグラフで42mm。
12時位置のロゴはトンダPFと比べて少し大きく、その一方で6時位置のデイト窓は小さくするなど、「カジュアル」と「エレガンス」のバランスを巧みにコントロールしています。
また、従来のトンダ PFシリーズには見られなかったラバーストラップ。これはアウトドア環境下での快適な使用を実現できるようデザインされたものだと思います。
ベゼルの目立った変化として、1周220本の刻みが入っていたローレット加工のピッチを広げることでひとつずつの刻みがサイズアップしボリューム感が強調されています。
素材はケースと同じステンレススティール(SS)製に変更し、ポリッシュが美しく仕上がる仕様となりました。そのため光を受けたときの印象も大きく異なり、まさに日光の下でこそ輝くモデルとなっています。
ベゼルやストラップの素材変更によって時計全体の重量はやや軽くなり着用感も向上しているようです。
ここにもアクティブな週末に似合う時計というコンセプトが表れていますね。
デリバリーはこれからですが、店頭に並ぶ日が待ち遠しい逸品です。
Ref.PFC930-1020001-400182
価格:305万8000円(税込)
ケース素材:ステンレス・スティール
ケース径:41mm
防水性能:10気圧防水
ムーブメント:Cal.PF770(自動巻き)
Ref.PFC930-2020001-400182
価格:548万9000円(税込)
ケース素材:18Kローズゴールド
ケース径:41mm
防水性能:10気圧防水
ムーブメント:Cal.PF770(自動巻き)