『モーリス・ラクロア 新作発表イベント』リポート
皆さま、こんにちは。
本格的に夏が近づき、腕時計も夏仕様のものに惹かれる季節ですね。
そんな中、先日6月23日に行われたモーリス・ラクロアの新作『ポントス S ダイバー』の発表イベントに参加してきましたので、その様子をリポートさせていただきます。
今回のイベントは、神奈川県の逗子にある『リビエラ逗子マリーナ』で行われました。
瀟洒なリゾート地の逗子にあるこの施設はとても広く開放的で、海外のリゾートのような雰囲気です。
デッキに出ると心地よい海風が頬を撫でます。
太陽の光が差し込む爽やかな会場で『OCEANS』の編集長と、モデルの“マーシー”こと三浦理志さんを招いてのトークショーもあり、和やかな雰囲気の中『ポントス S ダイバー』の魅力について、それぞれの感想を語り合っていました。
■復活を遂げた『ポントス S ダイバー』
ポントス S ダイバーの初代モデルは2013年のバーゼルワールドで発表されました。日本をはじめ世界各国で人気を集めましたが、数年後に生産終了を迎えます。
すると生産終了アナウンスの直後から、この初代ダイバーズウォッチの復刻を望む声が次々と集まるようになりました。
こうした要望の高まりを受けて、モーリス・ラクロアは初代モデルのスピリットを継承しつつ改良を加えた『ポントス S ダイバー』の復刻を決断し、新作開発のプロジェクトがスタートしました。
■フリーダイバー世界チャンピオンが開発に参加
新作ダイバーズウォッチの開発にあたってモーリス・ラクロアが協力を求めたのが、フリーダイバーの世界チャンピオンで、5分43秒の水中滞在記録を持つリディヤ・リジクです。
極限の世界に身を置き、人間のパフォーマンスの限界を追い求めるリディヤは、このダイバーズウォッチの性能を試すのに理想的なアスリートでした。
彼女が身に着けた結果、水中での最も過酷な条件下でのテストに耐え抜いたパフォーマンスだけでなく、女性も着けることの出来るくらいスタイリッシュなスポーツウォッチであることもわかりました。
■実機Touch & Try
実機を見て試着した感想は、一言でいうと「スタイリッシュなダイバーズウォッチ」。IWCアクアタイマーのようにインナーベゼルが回転するので、文字盤が広く見えてスマートな印象です。
近距離で撮影しているため写真では時計が大きく見えますが、実際は42mmのケースサイズは手首にすっきりと収まり、スポーティな中に都会的な雰囲気も感じます。
ストラップはワンタッチで交換できるインターチェンジャブル仕様になっていて、ローンチ時の導入に関してはそれぞれのカラーに対して3種類のストラップがついています。
こちらのファブリック製のストラップも洒脱な感じで、タウンユースにもぴったりだと思いました。
■海辺でのディナー
夕暮れ時には海辺のガーデンでディナーミーティングが行われ、逗子や鎌倉の食材を使った夏のイタリアンをいただきました。
デザートのプレートに描かれたブランドのロゴも、私たちの目を楽しませてくれました。
涼しい海風が心地よい、素敵な夕べでした。
【モーリス・ラクロア2023年新作】
ポントス S ダイバー
PT6248-SS00L-130-4(ホワイトダイアル)
PT6248-SS00L-330-J(ブラックダイアル)
ケース素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径42mm、厚さ12mm
防水性:30気圧(300m)
機能:時・分・秒・デイト表示、インナーベゼル
ムーブメント:自動巻きML115、28,800振動、パワーリザーブ38時間
ストラップ:
ネイビーラバー、ホワイトラバー、ネイビーファブリック(ホワイトダイアル)
オレンジラバー、ブラックラバー、ブラックファブリック(ブラックダイアル)
※インターチェンジャブルシステム
バックル:SS製ピンバックル
価格:266,200円(税込)
■まとめ
いかがでしたか?
都会的なデザインを得意とするモーリス・ラクロアの新作『ポントス S ダイバー』は、本格的なダイバーズウォッチの機能を備えながら、普段の休日やビジネスシーンでも使えるデザインの汎用性の高いスポーティウォッチです。
価格設定も魅力的で、スイス製の本格的な機械式時計を手の届きやすい価格で作っているモーリス・ラクロアが今年の新作でまた凄いことをやってくれたと、今回のトークショーでも口々に言われていました。
『ポントス S ダイバー』は、この夏に本気で欲しくなる一本になるかもしれませんね。
この夏の入荷を、楽しみにお待ちください。