Watches & Wonders 2023 現地リポート IWC
Watches & Wonders 2023 現地リポート IWC
今年のIWCブースはメカニックな雰囲気が漂っています。
1970年代のスポーツカー『メルセデスベンツC111-III』が展示してあり、レトロなモータースポーツの世界を感じます。
なぜスポーツカーを展示しているかというと、今年の新作は『インヂュニア』のリニューアルだからです。
インヂュニアは誕生当時からモータースポーツと深い関係があるため、2013年のリニューアル時にもブースにメルセデスベンツのクラシックカー『シルバー・アロー』が展示されていました。
残念なことにインヂュニアの新作はIWCブティック限定のモデルになっていて、今のところ当店には入荷しない予定になっています。
インヂュニアの他にも新作は発表されますが、まだ情報を公開できない時期ですので、今回は時計の紹介は我慢させていただきます。
というわけで、今回は時計の紹介でなくIWCブースの紹介をさせていたきます。
インヂュニアは高い帯磁性など、昔からスペックにこだわったコレクションです。
それで、今回のブースにはインダストリアルな雰囲気も漂っています。
こちらは帯磁性を検査する機械です。
検査機の中央にセットした時計のまわりに強い磁場を発生させて帯磁性を検査するそうです。
そしてこちらは、高速で針を回転させて耐久性を検査する機械です。
通常の使用状況で約10年間分と同様の回転数を、超高速で回すことによって2週間で検査できる機械だそうで、IWCの本社にはこの検査機が何台もあるそうです。
IWCブースに『IVGENIEUR BAR(インヂュニア・バー)』 がありました。
ここでたくさんの人々が、ワインやカクテルを楽しんでいます。
せっかくなので、オリジナルカクテルの『インヂュニア』をいただきました。
ジンベースにジンジャービアーとライムを使った大人な味のカクテルで、キュウリとライムのスライスやミントの葉が爽やかな香りを加えていました。
甘くなくジンジャーの効いた少しパンチのある味わいが、インヂュニアの男っぽくスピード感のあるイメージにぴったりのカクテルでした。
定番モデルのポルトギーゼにラバーストラップのカラーバリエーションが増えたり、新作以外にも今年のIWCは新しい取り組みが色々とありますので、店頭で情報をキャッチしてみてください。